ATENZA GJ5FPでAndroid Autoをできるようにします。
ときどきCarPlayもやります。
序章 : マツダディーラーで断られる
2018年のアテンザに今マツダにある部品で対応はできないと断られました。
序章 : マツダディーラーの横にあるマツダの部品屋で売ってもらえた
ユニット : TK78-66-9U0E
USBケーブル (たぶん不要だった) : C921-V6-605
ETCケーブル (不要) : BMD2-V6-38Z
クリップ (不要) : D651-68-162A
ETCボックス (不要) : C90B-V6-38A
よくわからなかったのでマツダの手順通りの品物を全て購入しました。
ETCを無視してたら17000円強でした。全部で23000円強でした。
作業で飛ばしたところなど
ETCのケーブル交換は実際に作業を始めて不要とわかったのでやりませんでした。
なので、買ったけど3つはごみ。マツダに持ってくか。
USBケーブルも4pinのケーブルで、自分の場合はユニットには挿さってなかったけどユニットまで、すでにカーナビと繋がっている2本のケーブルが来ていたので、そのまま使えたと思います。
該当のユニット対応のケーブルを使わないのは少し怖いですが、USB1.x/2.0の4pin(V/GND/D+/D-)でカーナビとユニットのあいだは流石に5V/1Aのはずなので、そのまま使えたと思います。
全部の作業が終わってから、ケーブル来てんじゃん、と思いました。実は諸事情により特別仕様でしたとか、少し怖いので、交換して良かったと思うことにします。
図でなくて申し訳ない
全部やってみて、整理すると、まあ難しくない作業です。
作業の大枠は下記です。下記でUSBケーブル2本を接続するだけです。自車位置演算ユニットなしの場合です。
カーナビの裏
↑↓
グローブボックスの奥
↑↓
シフトレバーの下
↑↓
ドリンクホルダーの下
↑↓
ユニットの裏
準備
ゴム手袋。こういうやつ。モノタロウで購入。
amon 1161 wiring guide (flex type), total length: approx. 3.3 ft (1 m)
配線ガイド。Amazonで購入。amazon.co.jpです。
コーケン Ko-ken RS2400MZ12 [1/4 6.35mm差込 Z-EAL 6角スタンダードソケットセット]
ヨドバシカメラで購入。
TONE Extension Bar HPEX20-200 Drive 0.25 inch (6.35 mm) (1/4 inch), Total Length 7.9 inches (200 mm)
Amazonで購入。amazon.co.jpです。
トネ TONE RH2FHL [ラチェットハンドル 首振りタイプ 差込角6.35mm]
ヨドバシカメラで購入。
なんで6.35なんて使っているのか
自分はソフトウェア開発者で、電子回路の入り口までは手を広げてます。
基本的にM4までで事足ります。下記なんかを使うときがあるので6.35で揃えています。
M12とか無縁ですが9.5も買わないと不便ではあります。
コーケン Ko-ken 110-50B [アダプター 差込角6.35mm 全長50mm]
Amazonで過剰梱包されたやつ。
Panasonic 7.2V充電スティックドリルドライバー EZ7421LA2S
とにかく出来るだけ外さない 1
左側の細いところから外していくと外しやすいです。ゴム手袋があると楽ですし、怪我しにくいです。
部品の名前は知りません。
外した。
ここを押し込んでケーブルを外します。
とにかく出来るだけ外さない 2
カーナビを外します。本稿では、これをカーナビと呼ぶことにします。
ここまで引っ張り出すために、下記の感じでボルトを外す必要があります。ボルトでとまってます。
20cmのエクテンションバーと首振りラチェットで少し作業しにくい感じでした。ディープソケットが欲しかった。なくてもいいけど。
で、このボルトがかたい。
9.5の長いラチェットが欲しくなりました。
ラジオペンチなどでボルトを取り出します。落とすと大変らしいです。
とにかく出来るだけ外さない 3
ユニットを外します。
まずはここを外します。上に引っ張る。
ユニットを外します。横に引っ張る。ねじを取ってますが、取る必要はありません。
ドリンクホルダーのところを外すのに試行錯誤していて、外してみたけど意味がなかった。
こんな感じでUSBが1本しか挿さってないです。
とにかく出来るだけ外さない 4
シフトレバーのところを浮かせます。外しません。
ここを斜めに引っ張ると取れます。左右両方を外したら、シフトレバーのところを上に引っ張ります。
とにかく出来るだけ外さない 5 / 配線 1
ドリンクホルダーのところを浮かせます。外しません。上に引っ張ると3つの爪が外れます。
簡単に外れるという情報多数なのですが、自分の車の場合ドリンクホルダーの下部と車が繋がっているようでした。まさかの温冷機能 ?
3つの爪が外れたら取れるという情報ばかりなのですが。
要はUSBケーブル2本が下を通ればいいだけなので外すことを諦めました。
こんな感じで配線ガイドを使えば通せます。
USBをどこに挿すかは英語の手順書が探せば見つかるので、それを参照ください。
型式など全てにおいて同じ車でない限り細かいところは違うと思うので。
シフトレバーの下
↑↓
ドリンクホルダーの下
↑↓
ユニットの裏
配線 2
ゴム手袋を挟んでシフトレバーのところを浮かせてます。
ユニットの裏からやってきた配線をグローブボックスの奥まで通します。
グローブボックスの奥
↑↓
シフトレバーの下
配線 3
きちんとカーナビを引っ張り出していなかったので引っ張り出します。
そのためにエンジンのスイッチのところをカバーごと外します。カプラかコネクタか知りませんが、外しにくかったので。ケーブルが短く邪魔なのです。
狭いところを通します。
カーナビの裏。
グローブボックスの奥。
USBをどこに挿すかは英語の手順書が探せば見つかるので、それを参照ください。
型式など全てにおいて同じ車でない限り細かいところは違うと思うので。
元々挿さっていた色と同じでした。
カーナビの裏
↑↓
グローブボックスの奥
動作確認
USBケーブル2本なので、間違えようがないですが、念の為。
外した配線は全てつなぎます。
動作確認完了 !!
エンジンを切ります。
出来るだけスポンジテープで音が鳴らないように
付属のスポンジテープで音が鳴らないようにして完了。
まとめ
まさかのドリンクホルダーのところが外れない、外れにくい、でした。
一旦、休んで、情報収集しても、ここを外すのに大変な思いをしている人は皆無で、簡単に外している人達ばかり。
おそらくですが、怖くてやりたくはないですが、USBケーブルはそのまま使えるはずです。ユニット交換して終わり。2箇所外して完了。
USB製品を4年程開発していたのでUSB3.0までの規格は上から下まで大体覚えています。怖いけど。
詳しい人達と仕事してたので分かりやすく説明してくれて凄い情報量を受け取りました。こっちもgiveしたけど。
この車の場合USB接続が必須なので格安Androidを買ってAndroid Autoにしました。ユニットの横に置きっぱなし。
箱の中だから見えない。夏は温度を測ろう。
Yahoo!カーナビなら10年使って3万円だから安い。無料のGoogle Mapでも文句はない。どちらも見た目も良い。
iPhone SEが6万円を超えるからなー。
SIMは日本通信で1G290円。
音楽再生はどうするのかと思ってたらVLCが使える。
「音楽 Android Auto」で検索してたら、ひたすらSpotifyなんかに誘導された。