情熱プログラマー

多くの視点で捉えたことがとても整理されて書かれています。素晴らしいです。日本語訳も素晴らしいです。
大企業でも有用なことが先に書かれてあり、その後にベンチャー、独立で有用なことが書かれている、という構成です。

本から、自分が好きなところをいくつか抜粋します。

“4章-39 業界で名前を売ろう”から抜粋します。

もっと広い視野で見るようにしよう。自分自身を特定の会社のプログラマだとは見なさず(どのみち同じ職場にずっといる可能性は小さいんだから)、とある業界の参加メンバーだって考えよう。君は職人だ。会社の人事部門のために開発している経費報告書作成アプリケーションや会社の問題追跡システムに貯め込んだバグを越えるような何かを共有すべきなんだ。

“5章-46 終わりのない道”から抜粋します。

ソフトウェア開発者にも、作業実績報告や経費精算など、つまらない仕事が日々たくさんある。これからは、そうした仕事をしなければならないとき、さっさと終わらせようとするのではなく、その作業そのものに注目することはできないか考えてみよう。

“5章-51 ウォーターフォール式のキャリア計画はやめよう”から抜粋します。

大きな目標を立てたら、それを常に見直すようにしよう。経験から学び、進みながら目標を変更していこう。最終的に目指すのは、要件の達成ではなく顧客の満足なのだから(そして、キャリア設定においては、顧客は君自身だ)。

“1章-6 親の言うことを聞くな”から3箇所を抜粋します。

君の両親は、大きな個人的リスクを冒して注目に値するキャリアを目指すよりも安全第一でやってほしいと思うだろう。

仕事に対する親の見方と一致しないと思われるキャリア選択要因はまだある。それは転職は悪いことじゃない(しかも、むしろ好ましいことが多い)という考え方だ。

1つの会社でずっと働いて昇進しても、それでは開発者として成長するための環境が限定されてしまう。大企業に入社して定年まで勤め上げるというのは、もう過去の話だ。そういう身の処し方は昔は献身と見なされていたが、今では不利に働く。

終身雇用という考え方は日本以外(著者はベルリンに住んでいるみたい)でも同じ、ということがわかります。

君のキャリアで計算済みのリスクを冒してほしい。

と、続きます。

とてもお勧めの本です。
自分のキャリアについて考えるとき、たくさんの視点をくれる本だと思います。


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