ギヤについて調べたことをまとめます。
モノタロウやKHKで綺麗にまとめてありますので、基本的に自分用です。
Gear / ギヤ
KHKの資料で網羅的に説明されています。
最初は、下記の3種類くらいから始めると良いと思います。
Pinion / ピニオンギヤ
小さい方のギヤ。または、ラックギヤを駆動する丸いギヤ。
タミヤでは、モーターに付けるギヤをピニオンギヤとしています。モーターに付けるギヤの方が大きいというはあまり見かけないので、タミヤ用語で覚えても問題ないと思います。
Spur Gear / スパーギヤ
平歯車。
2つの歯車の小さい方をPinion、大きい方をGearと呼びます。
タミヤでは、ピニオンギヤからの駆動を受ける、大きい方のギヤをスパーギヤとしています。タミヤなのでシャフトに取り付けて、モーターからの駆動を伝えます。
Rack Gear / ラックギヤ
直線のかたちのギヤ。
モーターの回転のちからを、直線にするのに使います。
Pitch / ピッチ
ある歯と、隣りの歯の距離。(自分が考えやすいのは、ある歯の中央と、隣りの歯の中央の距離。)
(pitch) = (pi) * (module)
Pitch Circle / ピッチ円
モノタロウ参照。
N Teeth / 歯数
歯の数です。
10T = 歯数10
20T = 歯数20
Module / モジュール
(module) = (ピッチ円の直径) / (歯数)
下記、規格があり、単位はmmです。
II列の規格もありますが、まずはI列を把握しておきます。
I列 : 1, 1.25, 1.5, 2, 2.5, 3, 4, 5, 6, 8, 10, 12
II列
Dedendum / デデンダム
歯元のたけ。
ラックギヤの場合、歯底から下記の長さ。
(dedendum) = 1.25 * (module)
歯底から垂直に下記の長さだけ、歯末の方にある点の集合を基準線とします。
Addendum / アデンダム
歯末のたけ。
ラックギヤの場合、基準線から下記の長さ。
(addendum) = 1.00 * (module)
Clearance / 頂げき
例えば、下記のあいだの長さ。遊び。
- ピニオンギヤの歯末
- ラックギヤの歯底
(clearance) = 0.25 * (module)
まとめ
KHKの資料をもとにして記載しています。
ISOだったりJISだったりに準拠していると予想していますが、本当かどうかはわかりません。
ギアだと思うのですが、ギヤが主流のようですので、ギヤで統一しています。