ドメインの設定をする

ムームードメインで取得(契約)したドメイン名に対する設定をします。
ここでは、さくらのレンタルサーバーの契約をしているとして、さくらのレンタルサーバーのホストサーバーのIPアドレスと取得したドメイン名との紐付けをします。

さくらのレンタルサーバの契約だけでは、さくらインターネットのDNSのAレコードやMXレコードやTXTレコードを自分で編集できません。
「ムームードメインで取得(契約)したドメイン名 + さくらのレンタルサーバ」のみの契約の場合に、Google Search Consoleの様にTXTレコードの編集が必要なサービスを利用するときは、ムームードメインのDNSを使います。

概要

ムームードメインで取得(契約)したドメイン名を仮に’example.tokyo’とします。
さくらのレンタルサーバのIPアドレスを仮に’10.20.100.200’とします。

‘example.tokyo’と’10.20.100.200’の紐付けを行います。

設定前
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設定後
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全ての情報をムームードメイン側に集めています。

[さくらのレンタルサーバでする設定]
さくらのサーバコントロールパネルにログインして、ホストのIPアドレスを確認しておきます。

[ムームードメインでする設定]
ムームードメインにログインして、ムームーDNSの自分が取得しているドメインに対するAレコードの設定します。

さくらのレンタルサーバでする設定の手順

2019年3月にサーバコントロールパネルが新しくなりました。デザインが変更されました。
https://secure.sakura.ad.jp/rs/cp/

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スクリーンショットから消していますが、大体1カ月のPVがすぐに確認できます。

004

さくらのレンタルサーバの初期ドメイン名を仮に’sakura-account.sakura.ne.jp’とします。

(少し)ログインで注意しておくこと

https://www.sakura.ad.jp
ここは、会員ID(メールで送られてくる(さくらが決めたID))とパスワード(自分で決めた)でログインします。

[契約情報] >> [契約サービスの確認] >> 表の中の[サーバ設定]を押すとサーバコントロールパネルに移動します

https://secure.sakura.ad.jp/rs/cp/
直接サーバコントロールパネルに入ります。
こちらからは、仮登録完了として送られてきたメールに書いてあるドメイン名(sakura.ne.jp含む)とパスワード(メールで送られてくる)でログインします。
ドメイン名 : sakura-account.sakura.ne.jp
パスワード : メール参照

SSHの場合は、ユーザー名としてsakura-accountを使います。

さくらのレンタルサーバにムームードメインで取得(契約)したドメインを追加する

[ドメイン/SSL設定]をクリックします。

005

ドメイン一覧が表示されます。
[ドメイン新規追加]をクリックします。

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ドメインを新規追加する方法一覧が表示されます。
他社で取得したドメインを移管せずに使うため、次の図の追加をクリックします。

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ムームードメインで取得(契約)したドメインを入力して、[追加]をクリックします。

008

ムームードメインで取得(契約)したドメインの設定をするために、[設定]をクリックします。

009

ドメイン設定が表示されます。
初期状態は次のスクリーンショットです。仮にドメイン名をexample.tokyoとした場合には、下記のようになってます。

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WordPressを使い、かつメールアドレスの作成も行う場合の設定の一例を示します。

ドメイン利用設定

[マルチドメインを利用する]を選択します。
wwwを付けるか付けないかは好みと思います。自分は短い方が好みなのでチェックは外します。

Web公開フォルダ

マルチドメインの対象のフォルダ名は、任意です。
SSHでさくらのレンタルサーバーに接続して、WordPressのzip/tar.gzをwgetなどで取ってきて展開するとwordpressフォルダになります。mvしてwpフォルダにしてもなんにしてもいいので任意です。

IPv6アドレスの利用

これも好みです。

SSLの利用

後で、[SNI SSLを利用する]になるように設定します。(ドメイン一覧のSSLのところから設定します)

メールの利用範囲

メールアドレスを作成したときの設定です。無料でbook@やfood@などのメールアドレスを作成できます。長いあいだドメインの契約をするつもり、長いあいださくらのレンタルサーバを契約するつもり、という人はメールの整理に活用できます。

SPFレコードの使用

メールアドレスを作成するときはチェックを入れましょう。さくらインターネットでもムームードメインでもTXTレコードで実現されています。

さくらのレンタルサーバで自分に割り当てられたホストサーバーのIPアドレスをメモしておく

[サーバ情報]をクリックします。

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IPv4の右のXXX.XXX.XXX.XXXをメモしておきます。

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ムームードメインで設定を変更する

ムームードメインのホームページからログインします。
https://muumuu-domain.com

[ログイン]をクリックします。

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ムームードメインにログインします。

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[ドメイン操作]をクリックします。
[ムームーDNS]をクリックします。

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該当のドメインの[変更]をクリックします。

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DNSの設定をします。

Aレコード

ドメインネームからIPアドレスを引くために使うデータです。ここでは、ムームードメインで取得したドメインネームから、さくらのレンタルサーバーのホストのIPアドレスを引きたいので、さくらのレンタルサーバーのサーバ情報のIPv4の値を入れます。

MXレコード

ドメインネームに対して、利用するメールサーバーのFQDNを設定します。さくらのレンタルサーバーでメールアドレスを作成している場合、MXレコードのメールサーバーのFQDNには初期ドメインが設定されています。

TXTレコード

ドメインネームに対して、テキストを設定します。SPFレコードを利用するためにチェックを入れるとTXTレコードが追加されます。Google Search Consoleを使う場合、生成したTXTレコードをコピーしてきて設定する必要があります。
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設定が完了したら、[セットアップ情報変更]をクリックします。

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[ネームサーバ設定変更]をクリックします。

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該当のドメインの[ネームサーバ設定変更]をクリックします。

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[ムームードメインのネームサーバ(ムームーDNS)を使用する]を選択して、[ネームサーバ設定変更]をクリックします。

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DNS、レコード、ドメイン、ゾーン、FQDN、については、やはりこの本が入門書として最適と思います。

参考 1

DNSサーバーから、ドメイン名から引いたIPアドレスで辿り着くホストに複数のドメインがあるけど、正しく該当のドメインに辿り着く仕組みについての参考です。

DNSサーバー
名前ベースのバーチャルホスト(Apache)

参考 2

SNI SSL(Server Name Indication Secure Socket Layer)
SPFとは

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さくらインターネット
格安ドメイン取得サービス─ムームードメイン─





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