Fusion 360を使って図を描きます。
Arduino Uno R3の箱を作成します。これも練習です。
環境はMacで、Trackpadを使うとします。
測る
直尺を使って、寸法を測ります。ちょくしゃく、と読むようです。
シンワの直尺を使う人とは掴み合いの喧嘩です。
![001 001](/image/201/002/001_ws.jpg)
横 : 81mm
端から穴の中心まで4mm
![002 002](/image/201/002/002_ws.jpg)
縦 : 57mm
写真だと伝わらない !!
![007 007](/image/201/002/007_ws.jpg)
Arduino Unoに付属する、下側のみのケースの穴は、3mmと2.6mmの両方があります。写真の上の穴が2.6mmで、下の穴が3mmです。
Arduino Unoの基板の穴は3mmです。
Fusion 360
Fusion 360を起動すると次の画面となります。
![001 001](/image/201/002/001.png)
最初に作成するものの名前を決めてSaveします。
![002 002](/image/201/002/002.png)
名前が長いとOpenのときに表示されない部分が出てくるので、短くします。
Arduino_Caseとします。
![003 003](/image/201/002/003.png)
Saveするたびに自動的にバージョンが更新されます。
この仕様は回避できないようです。
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
基本的な使い方については、下記を参照ください。
Fusion 360 1
下記のSketchをします。
Sketchをクリックして、Rectangleをクリックします。
2点をクリックして、Dimensionを使って寸法を決めます。
慣れてきたら、寸法を入力してEnterを押していく方が速いです。
縦:57mm
横:81mm
![004 004](/image/201/002/004.png)
Finish Sketchをクリックします。
Extrude / 押し出し
Extrudeをクリックして、2と入力してEnterを押すと、立体になります。
![005 005](/image/201/002/005.png)
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
ねじを通すための穴をあけます。
Sketchをクリックします。
穴をあけるためにCircleをクリックします。
![006 006](/image/201/002/006.png)
クリックします。中心の位置が決まります。
ポインターを少し動かします。3.1を入力してEnterを押します。
![007 007](/image/201/002/007.png)
上記を繰り返して、4つ穴をつくります。
穴の中心と箱の辺のあいだの長さを決めます。
![008 008](/image/201/002/008.png)
Finish Sketchをクリックします。
![009 009](/image/201/002/009.png)
Extrude / 押し出し
Extrudeをクリックします。
向きを確認します。
![013 013](/image/201/002/013.png)
穴があくように値を入れてEnterを押します。
![014 014](/image/201/002/014.png)
穴があきます。
![015 015](/image/201/002/015.png)
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
ジャンパーピンのメスコネクタのための穴をあけます。
Sketchをクリックして、Rectangleをクリックします。
下記のSketchを作成します。
穴の幅を2.5mmにすると確実にジャンパーピンが刺さる手前でひっかかるはずです。2.6mmとしていますが、2.7mmの方が良いかもしれません。PLAやABSであれば、ひっかかってもやすりで簡単に刺さるようにできると思います。
![017 017](/image/201/002/017.png)
Finish Sketchをクリックします。
Extrude / 押し出し
Extrudeをクリックします。
向きを確認します。
穴があくように値を入れてEnterを押します。
![021 021](/image/201/002/021.png)
穴があきます。
![022 022](/image/201/002/022.png)
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
ジャンパーピンのメスコネクタのための穴をあけます。
Sketchをクリックして、Rectangleをクリックします。
下記のSketchを作成します。
こちらも同様に2.7mmの方が良いかもしれません。
![024 024](/image/201/002/024.png)
Finish Sketchをクリックします。
ちょっと、CADやってます、な感じになってきました。
Extrude / 押し出し
Extrudeをクリックします。
向きを確認します。
穴があくように値を入れてEnterを押します。
![027 027](/image/201/002/027.png)
穴があきます。
![028 028](/image/201/002/028.png)
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
リセットスイッチのための穴をあけます。
Sketchをクリックして、Rectangleをクリックします。
下記のSketchを作成します。
![029 029](/image/201/002/029.png)
Finish Sketchをクリックします。
Extrude / 押し出し
Extrudeをクリックします。
向きを確認します。
穴があくように値を入れてEnterを押します。
穴があきます。
![033 033](/image/201/002/033.png)
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
箱にしていきます。
ひっくり返します。右上の立方体を操作して、BOTTOMをクリックします。
![034 034](/image/201/002/034.png)
Sketchをクリックして、Rectangleをクリックします。
下記のSketchを作成します。
![035 035](/image/201/002/035.png)
Finish Sketchをクリックします。
Extrude / 押し出し
Extrudeをクリックします。
向きを確認します。
11mmとしています。10mmでも部品とぶつかりません。
![037 037](/image/201/002/037.png)
外側がほぼ完成です。
![038 038](/image/201/002/038.png)
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
外側の残りと内側(?)を作成します。
Sketchをクリックして、Rectangleをクリックします。
下記のSketchを作成します。
USB Standard Bの幅は、11.8mm-11.9mmに見えます。ですが、12mmで作ると当たってしまって入りませんでした。なので、ここだけ1mmとしています。
![040 040](/image/201/002/040.png)
Finish Sketchをクリックします。
Extrude / 押し出し
Extrudeをクリックします。
向きを確認します。
外側の高さより1mm減らします。チップコンデンサかなにかわかりませんが、基板上の電子部品とぶつからないようにするためです。
![043 043](/image/201/002/043.png)
Arduino UnoのCaseの、完成です !!
これをひっくり返して、Arduino Unoの上に乗せます。
![044 044](/image/201/002/044.png)
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とても刺激になります。
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