下記に合わせたホイールハブを作成します。
タミヤ 楽しい工作シリーズ No.111 スポーツタイヤ 56mm径
測る
ここの高さは2mmです。
![001 001](/image/201/003/001.jpg)
他、必要な長さを測ります。
大きい穴の中心と、小さい穴の中心の距離は10mmです。
クリアホイールは特別企画商品です。
Fusion 360
Fusion 360を起動すると次の画面となります。
![Fusion 360 just boot Fusion 360 just boot](/image/201/002/001.png)
基本的な使い方については、下記を参照ください。
Fusion 360 1
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
タミヤのホイールハブの形状を参考にして、三角形を作成します。
下記のSketchをします。
三角形を作ります。
中心を原点と一致させます。
[Create] >> [Polygon] >> [Inscribed Polygon]
![004 004](/image/201/003/004.jpg)
三角形の底の辺が水平に近くなるように作っておきます。
半径 : 19mm
頂点の数 : 3
(半径20mmとした方が壊れにくくなります。)
![005 005](/image/201/003/005.jpg)
三角形の底の辺を選択して、下記で水平にします。
[Constraints] >> [Horizontal/Vertical]
![006 006](/image/201/003/006.jpg)
タミヤのホイールの小さい穴に合わせて、穴を3つ作ります。
まずは補助のために、線を引いて、角度だけを決めます。原点から線を引きます。
[Line] : キーボードショートカット ‘l’
10mm
90deg
![007 007](/image/201/003/007.jpg)
続けて同様にします。
[Line]
10mm
150deg
![008 008](/image/201/003/008.jpg)
もいっこカンします。
[Line]
10mm
30deg
![009 009](/image/201/003/009.jpg)
補助はこれで完了です。
![010 010](/image/201/003/010.jpg)
次に穴をあけます。
それぞれの線の頂点を中心にして、3D Printerの精度を考慮して少し大きめに3.4mmの円を描きます。
このとき、Snapにはチェックを入れて、Snap to Gridのチェックは外しておくと良いでしょう。
Snapは右にチェックボックスがあります。Snap to Gridのチェックボックスは、下の小さいアイコンの右から二番目にあります。
[Center Diameter Circle] : キーボードショートカット ‘c’
3.4mm
![011 011](/image/201/003/011.jpg)
三角形の角を削除します。
ホイールに入るようにするためと、材料の節約の2つの目的があります。
角度だけに注意して、三角形の角の近くに正三角形となるように線を引きます。
[Line]
0deg or 60deg or 120deg
![012 012](/image/201/003/012.jpg)
三角形の頂点から三角形の中心に向かって4mmだけ削除します。頂点と辺を選択して、Sketch Dimensionを使います。
このとき、Snapにはチェックを入れて、Snap to Gridのチェックは外しておくと良いでしょう。
Sketch Dimensionで4mmにすると、辺の長さが固定されて、閉じていた三角形が開いてしまう場合があります。拡大して確認しましょう。
[Sketch Dimension] : キーボードショートカット ‘d’
![013 013](/image/201/003/013.jpg)
タミヤのホイールのシャフトを通すための穴に合わせて、穴をあけます。
穴の外径より少し大きめに作ります。
[Center Diameter Circle]
12mm
![014 014](/image/201/003/014.jpg)
ここで、f3d形式でExportしておきます。
名前はWheel_Hub_Bとします。
Finish Sketchをクリックします。
Extrude / 押し出し
ホイールの中心のところは、最初に直尺で計測したように2mmの高さがあります。
自分が買ったベアリングの高さは5mmなので、合計に対して少し余裕をみて7.2mmの高さとします。
7.2mmの奥にベアリングを入れ、7.2mmの余った2.2mmがホイールの中心の高さ2mmを逃す設計です。
強度のために2.8mmとります。
該当部分を選択して、10と入力してEnterを押します。
![015 015](/image/201/003/015.jpg)
![016 016](/image/201/003/016.jpg)
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
ベアリングを入れるための穴をあけます。
自分が買ったベアリングの外径が16mmなので、余裕をみて16.4mmとします。
16.4mmでも、やすりがけが必要の可能性は高いです。やすりがけをしないと、バリがあたって、ベアリングが入りません。
TOPをクリックして、Create Sketchをクリックして、上の面をクリックします。
![017 017](/image/201/003/017.jpg)
原点を中心にして16.4mmの円を作成します。
[Center Diameter Circle]
16.4mm
![018 018](/image/201/003/018.jpg)
明らかにねじとベアリングのあいだの強度が不足しています。
次の操作で、ねじの穴を削除してしまいます。
内径5mmで外径がもっと小さいベアリングがありますので、それに変えるか、タイヤから見直すか、どちらかは後で必要となります。
Finish Sketchをクリックします。
Extrude / 押し出し
-7.2mm
Sketch / 素描 + Dimension / 寸法
ベアリングを入れるための穴を60度ずつ6等分して、3箇所を削除します。
TOPをクリックして、Create Sketchをクリックして、上の面をクリックします。
![021 021](/image/201/003/021.jpg)
[Create] >> [Polygon] >> [Inscribed Polygon]
半径 : 10mm
頂点の数 : 3
三角形を3つ作ります。
![022 022](/image/201/003/022.jpg)
![023 023](/image/201/003/023.jpg)
![024 024](/image/201/003/024.jpg)
Finish Sketchをクリックします。
Extrude / 押し出し
-7.2mm
![025 025](/image/201/003/025.jpg)
![026 026](/image/201/003/026.jpg)
![027 027](/image/201/003/027.jpg)
Fillet / 面取り
表側を面取りします。(外側を表とする。)
[Fillet]
線を選択して、2mmを設定します。
![028 028](/image/201/003/028.jpg)
3D Printerのベッド側になるので、1mmだと、ほぼ直角になってしまうので多めに2mmとしています。
Save / 保存
名前を下記として保存します。
Wheel_Hub_A
まとめ
完成です !!!
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とても刺激になります。
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