MacからUbuntuにSSHで接続します。
パスワードを入力しなくていいようにする手順の説明です。
もっと基本的な内容はこちら。
Macで鍵をつくる
自分のMacからsshでUbuntuに入る状況を考えます。
まずは、Macで秘密鍵と公開鍵を作ります。
$ cd
$ mkdir ssh_key_room
$ cd ssh_key_room
$ ssh-keygen –f sshkey
ディレクトリ名をssh_key_roomとしましたが、なんでも構いません。
ssh-keygen -f sshkeyが上手くいかない場合はssh-keygenのみとしてください。
パスワードを2回入力します。何かしらパスワードを決めて入力します。
秘密鍵sshkeyと公開鍵sshkey.pubが生成されます。
Ubuntuに公開鍵を置いてくる
ここからは少しUbuntuでの作業になります。
まずはMacからscpなどでsshkey.pubをUbuntuへ持っていきます。パスワードを入力します。
$ scp sshkey.pub your_login_name@ubuntu_host_name:~/
sshで「パスワードを入力して」Ubuntuに入ります。
sshkey.pubをUbuntuの~/.ssh/authorized_keysにコピーします。
すでにauthorized_keysがある場合は下記のようにして追記します。
$ cat sshkey.pub >> authorized_keys
Ubuntuからexitします。
Macからパスワード入力なしでUbuntuに入れるようにする
Macで下記のどちらかによりssh-agentを使います。
下記の手順のあとUbuntuに入るときにパスワード入力が不要となります。
$ cd ~/ssh_key_room
$ eval `ssh-agent`
$ cd ~/ssh_key_room
$ ssh-agent bash
まとめ
これで、Raspberry PiでもJetsonでも結果を取ってきて、加工して、みたいなことの自動化がやりやすくなります。